
皆さんはお洋服を選ぶとき、何に注目しますか?
デザインや着たときの雰囲気など、いろいろあると思います。
しかし、「生地」はあまりしっかり見ていない、という方も多いかも。
今回注目するのは、Branch m’.がおすすめしている「東炊き染め」という生地。
しかし、東炊きって何?と知らない方も多いはず。
着心地よく、毎日でも着たくなる。
そんな東炊き染めのご紹介です。
東炊き染めって?
「東炊き染め」とは、江戸時代に行われていた「釜入れ」という生地の染め方を現代によみがえらせた染色技法。
なんと当時は五右衛門風呂で生地を煮て染めていたそう。
東炊きの生地は、それを再現するためにドラム缶のような小さな釜で染めています。
小さな釜で炊き込むことで、生地同士が何度も揉まれてあの柔らかい風合いに。
この炊き込みが、東炊きにおいてとても大事なのです。
東炊きの魅力
そんな東炊きは小さな釜で染めるうえ、職人さんの手作業で行われているので少量ずつしか染めることができません。
「モノづくりの伝統を大切にしたい」
そんな職人さんの想いから、手間を惜しまず作られる東炊き。
そういった昔ながらの非効率的なモノづくりから、自然な生地の優しい色味や、くったりふんわりとした柔らかさは生まれるのです。
そんな東炊きの最大の魅力は
「何度も洗ったような、くったりとした柔らかな風合い」
そして何度も揉まれたことによりできる柔らかいシワ。
そのシワも表情としてみればとても素敵なものに。
加工の際に熱でシワを伸ばすといった負担をかけていないから、洗濯をしても伸び縮みすることが少なく、着ていくうちにしっくりとなじむ。
毎日でも着たくなるような魅力が東炊きにはあるのです。
Branch m’.の東炊き染めリネンを使ったお洋服
シャツとしても、カーディガンとしても。前あきカーディガンブラウス
季節の変わり目に重宝する羽織もの。
腕を通した瞬間、柔らかくふんわりと触れるところが気持ちいい。
優しい色味がナチュラルな着こなしにも映えて、大人可愛い。
一枚でシャツとして、さっと羽織れるカーディガンとして。
肌触り良く、心地よく着ることができる東炊きのシャツは、一枚は持っていたいアイテムです。
くったりとした表情がかわいい。後ろタックプルオーバーブラウス。
秋などの季節の変わり目にぴったりな七分袖。
優しい生地の色合い、ふんわりと柔らかい肌触りが、毎日でも着たくなる。
後ろのタックでゆったりと。
リラックスして着ることができます。
肌寒くなってきたころには、長袖とレイヤードしても。
色々な着こなしが楽しめて、長く使える一枚です。
職人さんが手間暇をかけてつくられる「東炊き染め」
東炊きの生地には、生地を染めている職人さんの熱意も籠っているのです。
肌に触れるとほっとする。
柔らかく気持ちいい、着心地抜群な東炊きを使ったお洋服。
是非一度試してみませんか?